2019.02.27(Wed)
(時事ドットコムニュース 1月24日)
「厚生労働省の『毎月勤労統計』調査で、従業員500人以上の事業所について
全数調査すべきところ、2004年から東京都分について約3分の1の抽出調査
にしていたことが明らかになった。04年から17年までは抽出した数値を全数
に近づける復元処理をしていなかったため、給料が高い東京都の大企業の比率
が本来より小さくなり、平均賃金などが低くなっていた。
『毎月勤労統計』が給付水準に連動する雇用保険や労災保険などで、約600億円
の支払い不足が発生、延べ約2000万人に影響が出ている。」
(読売新聞オンライン 1月23日)
「『毎月勤労統計』は04年から17年まで、約3分の1の事業所しか調べて
こなかった。ところが、18年1月分の調査から、不正な東京都分のデータ
を本来の全数調査に近づけるデータ補正を始めている。大規模事業所
の数値を3倍にするなどの補正をしたため、平均給与は高くなった。
賃金伸び率は、補正していない17年の数値と比較したため、本来より高い
伸び率が出ていたのだ。」
高橋洋一氏によると「厚労省で統計に関わっている職員は200人くらいしか
いないので、数人の職員しか知らず、課長さえも知らなかった可能性もある。」
という。
統計問題の本質が職員数にあるのなら、このインターネットの時代に
職員数が少ないから統計調査が出来ないなんてありえない。
調査に出向くのをやめて、有価証券報告書などから人件費を社員数
で割って出すとか、いくらでも手法があるのではないか。
と素人の私は思う。役人は旧態依然と過去の業務を踏襲するが、なんか
少し効率化するという発想で仕事を簡単に軽減する方がいいと思う。
長男も地方公務員になったが、パソコンへの入力作業で時間外をしていたという。
集計表にレ点をつけておけば、そんな一から入力しなくてもよかろうと疑問を
呈したら苦笑していた。
誰かがやらねば、仕事は変えられない。
でも長男も一年いただけで今はその職場から異動している。
仕事の改善を図るチャンスを役人の世界ではつぶしているようにもみえる。
この統計問題で、日本は二流国といわれると警鐘を鳴らす識者もいるようだが、
役人の世界を覆う閉塞感は相当なものだと思う。
恐らく、残念だが、すでに日本は後進国になっている。
大丈夫、きっと何とかなる
今日もいい日だった
「厚生労働省の『毎月勤労統計』調査で、従業員500人以上の事業所について
全数調査すべきところ、2004年から東京都分について約3分の1の抽出調査
にしていたことが明らかになった。04年から17年までは抽出した数値を全数
に近づける復元処理をしていなかったため、給料が高い東京都の大企業の比率
が本来より小さくなり、平均賃金などが低くなっていた。
『毎月勤労統計』が給付水準に連動する雇用保険や労災保険などで、約600億円
の支払い不足が発生、延べ約2000万人に影響が出ている。」
(読売新聞オンライン 1月23日)
「『毎月勤労統計』は04年から17年まで、約3分の1の事業所しか調べて
こなかった。ところが、18年1月分の調査から、不正な東京都分のデータ
を本来の全数調査に近づけるデータ補正を始めている。大規模事業所
の数値を3倍にするなどの補正をしたため、平均給与は高くなった。
賃金伸び率は、補正していない17年の数値と比較したため、本来より高い
伸び率が出ていたのだ。」
高橋洋一氏によると「厚労省で統計に関わっている職員は200人くらいしか
いないので、数人の職員しか知らず、課長さえも知らなかった可能性もある。」
という。
統計問題の本質が職員数にあるのなら、このインターネットの時代に
職員数が少ないから統計調査が出来ないなんてありえない。
調査に出向くのをやめて、有価証券報告書などから人件費を社員数
で割って出すとか、いくらでも手法があるのではないか。
と素人の私は思う。役人は旧態依然と過去の業務を踏襲するが、なんか
少し効率化するという発想で仕事を簡単に軽減する方がいいと思う。
長男も地方公務員になったが、パソコンへの入力作業で時間外をしていたという。
集計表にレ点をつけておけば、そんな一から入力しなくてもよかろうと疑問を
呈したら苦笑していた。
誰かがやらねば、仕事は変えられない。
でも長男も一年いただけで今はその職場から異動している。
仕事の改善を図るチャンスを役人の世界ではつぶしているようにもみえる。
この統計問題で、日本は二流国といわれると警鐘を鳴らす識者もいるようだが、
役人の世界を覆う閉塞感は相当なものだと思う。
恐らく、残念だが、すでに日本は後進国になっている。
大丈夫、きっと何とかなる
今日もいい日だった
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