2019.06.30(Sun)

家の平面図。一般的には十分な広さだと思う…が狭い。
遺産相続協議中にもかかわらず、家を見にゆく。そして購入を決断。
家内は弟さんとの「差」を強く感じているようだ。
弟さんは両親と同居していたので、自宅は当然相続するものと
誰もが思っている。その家は高宮駅にも近い交通便利な環境に
あっても静閑な大邸宅である。
8畳の二間続きの和室に盆正月、我々家族もお呼ばれしていた。
我が家は60坪の敷地に40坪の家。大邸宅に比べれば狭い。
夫婦ふたりだと十分なのだが、3人の子供たちが孫を連れて
くると、とたんに狭小住宅になってしまう。
遺産相続で現金を相続できれば、いつか大きな家を購入したい
というのが家内の希望。
長女は車で10分もしないところに住んでいる。
その隣接団地が取り壊され、造成され、30区画ほどが売りに出された。
我々は情報入手が少し遅れたため、最良と思われる土地はすでに
売り切れていた。
長女の近くに住む。あるいて3分ほど。それなら孫の保育園の送り迎え
の手伝いもできるだろう。孫たちも遊びに来てくれるだろうという
家内の子思い、孫思いの配慮がある。
次女は愛知県だし、長男は東京都だから仕方ない。
でも、我々が年取ってきたら、長女が我々の世話をする番
になるかもしれない。いろいろ悩んでいた。
ヘーベルハウスの一区画が売れ残っている。
6月の末までに契約すると決算割引や太陽光発電をサービスする
とかそれに伴いZEHの補助金があるとか…。セールストークに
乗せられて契約をすることになってしまった。
でも契約書を取り交わして、やはり理想の家には程遠いことに
後悔しはじめた。
今住んでいるリフォームした家より狭い。夫婦二人で生活
するには十分なのだが、孫たちが集まることを想像すると
面積が足らない。
それに弟さんとの「差」は解消しない。
そして約7千万円もする。土地50坪で約3千万円(坪60万円)。
庭がない。
リフォームをした今の家をあきらめて7千万円をかける価値の
ある家だったら喜んでそうする。
福岡バブルが弾けたら、やがて安い土地がでてくるかも
しれない。焦ることはないのではないか。
ヘーベルハウスの自然災害につよい頑丈さが売りなのだが、
武骨なキュービックな家に馴染めない。
隣の敷地には三井ホームの優美な家が建設中である。
毎日、お隣の家が良い~と家内が言い続けて住むのが目に見えている。
これは苦痛でしかない。
結構優柔不断な我々夫婦の背中を押してくれたやや強引な
セールスマンS氏はご一緒にいい家をつくるのが楽しいと言うが、
これから数か月、毎週末かれを交えて話し合うと思うと気が滅入って
きた。
土地の売買契約書と家の建設請負契約書は取り交わしたので
その印紙代2万円はかかったが、やめることにした。
大丈夫、きっと何とかなる
今日もいい日だった
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