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調停不調

7月30日に出頭依頼の手紙が届いた。
どんな風に調停員を説得しようかと策を練って簡易裁判所に赴く。
3時20分。その5分ほど前に待合室に係りの人が呼びに来た。

調停員と裁判官(?)かな。3人いた。
あれ、まだ、市の担当者は来てないのか…

市は出頭を拒否。したがって調停は不調です。この後、どうしますか。

どうするもこうするも、もともと本人訴訟をするつもりだったのが、
簡易裁判所の担当者のおばさんが調停も訴訟と同じ効果があって、しかも
安いし、訴訟に移行することもできる。

そう言われて調停に臨んだ。それが不調になれば訴訟に移行するだけ。

そう伝えた。

一階の窓口に行って本人訴訟の手続きを依頼すると、若い男性担当者が
調停と異なり、訴訟はグンとハードルが高くなります。

少額訴訟より、本訴訟の方が良いです。
相手を市にするか市長にするかはよく検討されたが良いです。
(調停の相手は市にしているらしい。それも知らなかった。おばさんの
いう通りに書いた。)
などと教えてくれる。

最初に調停を勧めたおばさんに文句の一つでも言ってやろうかと思ったが、
メンバーは総入れ替えといった風。
裁判所もトラブルを避けるため、定期的にかなりの頻度でローテーションを
しているのかもしれない。

また、振り出しに戻ってしまった。

家内は「もういいんじゃない」って言うけど、負けてもいいし、お金が
5、6千円かかるけど、やってみたいと思う。

23万円を取り戻すというより、市民の立場に立った行政をしない
福岡市の態度を質したい。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった




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定年をどう生きるか SB新書

岸見一郎著書を読む。

穏やかな話ぶりだからゆっくりした気分で読み進めることができる。
でも、二度読んでみるが、あまり理解できてない。
これが、定年後の読書か…

「定年後、時間がありすぎて退屈だという人もいますが、本を読めば、
少なくとも退屈しないということは確かです。

時間をかけ、ゆっくりと読めば、若い時よりも内容を深く理解できることに
気づくでしょう。」

第1章 なぜ定年が不安なのか
定年の不安はお金や健康だけではないp23
定年を迎え仕事から離れると、もはや自分に価値があると思えなくなる人がいるp27
仕事をしないことが何もしないという意味だと考えるのは早計p27
定年の前と後に価値的な優劣があるわけではないp30
会社という組織に属さないと誰からも注目されなくなるp38
アドラーは「あらゆる悩みは対人関係の悩みである」といっているp33
アドラーは「あらゆる対人関係を対等である」と見ているp39
定年後でも、家族の中での「役割」が変わるだけで、
働かなくても自分に価値がなくなるわけではないp46

第2章 定年に準備は必要か
今考えないといけないことだけを考えることが定年の準備になるp52
人は「今ここ」を生きているから、未来のことを今考えても意味がないp53
未来に向けてではなく、「今のための」準備ですp53
人間の価値を生産性で見ないp54
これまでの人生では、何かができることが価値があると思ってきたとしても、
これからはこの考えを変えなければ、加齢や病気によっていろいろなことが
少しずつ、または突然できなくなった時に、そのことを受け入れるできなくなるp54
何かをしなければならないという思いから脱却しなければなりませんp58
仕事を辞めたら、必ず何かをしなければならない、何か生きがいを見つけなければ
ならないと考えるのは、仕事の呪縛から逃れられていないということp66
生きていること自体が、働いていると考えれば、定年後は会社に行かないだけで、
仕事をしていないということにはならないp67
何かをしなければならないと考えると、何をしてもそれは義務になりますp68
何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかが大切p71
自分と他者とは対等の関係であるということ、自分が特別でなくても、ありのまま
の自分であっていいと思えるようにすることp79
アドラー心理学では、競争は人間の精神的健康をもっとも損ねる要因p81
普通であるというのは平凡であるという意味ではなく、ありのままの自分であるということp83
「自分に価値があると思える時にだけ勇気を持てる」p85
自分に価値があると思えるために必要なことは、貢献感を持つことp95
自分の価値は何かをしていることではなく、生きていることにあるp95

第3章 あらためて働くことの意味を問う
代わりの人はいるp106
一企業のためではない何かを生み出せるのはこれからの人生p114
定年後は、何もしないことを始めるチャンスp117
人は働くために生きているのではなく、生きるために働いているp122
三木清は「幸福が存在であるのに対し、成功は過程である」p123
➡︎今生きていることがそのまま幸福であるp123
人の価値は生産性にないp125
仕事は他者貢献のためにするp127
何かを成し遂げなくても、こうして生きていることが、そのまま他者に貢献しているp137

第4章 家族、社会との関係をどう考えるか
すべての喜びは対人関係の喜び

第5章幸福で「ある」ために
成功でなく幸福をp169
人はいつでも幸福なのです。何かを達成してもしなくても、幸福はそのようなこととは
なんの関係もないp171
成功が量的なものであるのに対して、幸福は質的なものp173
定年前から、成功でなく、幸福を目標にして生きることができれば、
定年後、環境が大きく変わっても、そのことで生き方が大きく変わることはないp174
生きていることに価値があるということが、三木のいう「幸福は存在である」という
意味。実際、子どもや孫は生きているのを見るだけでまわりの大人は幸福であるp178
老いは変化であって退化ではないp179
老化はプラスからマイナスへの退化ではないp180
若い時にできたことが、歳を重ねてできなくなるとしても、それは変化でしかないp181
過去のことを思って後悔したり、未来を思って不安になったりするのは、今を生き切れていないからp185

第6章 これからどう生きるのか
少しずつ対人関係を変えようp188
地に足がついた生活をしようp191
知識を得ること生き方そのものが変わることp195
新しいことを始めようp198
問題は間違うことではなく、間違うことを恐れてしまうことp199
貢献感を持てる援助をするp202
今日という日を今日という日のためだけに生きるp205
人間の価値は生産性にではなく、生きることにあるp206

主なゴチック文を抜き出したものだが、

今、生きているだけで幸福だということを意識するだけでも充分ではないか。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった








太陽光で光熱費タダ

ヘーベルハウスの勧めで太陽光発電を設置した。
設置費用は180万円ほどかかるらしいが、キャンペーンで無料。
4kWの発電所が屋根に載っている。
屋根がフラットだから、発電効率も良いらしい。

最近の売電と買電を比べると
7月 8,944円 6,587円
6月 11,778円 6,103円
5月 11,544円 9,881円

常に売電が買電を上回っており、光熱費はタダというか儲かっている。
これが10年間続くと思えば、もの凄く儲かった感じ。
買取単価は、26円/kWh。この制度が始まった頃は、確か48円/kWh
くらいだったから、早めに設置した人たちは随分儲かっているかも。

ただ、私は設置費用がゼロだから、意外と恵まれている。

それに、売電と買電が端末でリアルタイムで分かるようになっている。

エアコンをつけるが、それほど消費電力は多くないことがこの端末でよく分かる。
私はケチだから、暑くてもエアコンを点けないことが多いが、それほどの
消費電力でないのが分かって、オマケに陽の射す日中なら太陽光発電で
エアコンをつけてても売電ということもある。

だから、安心してエアコンをつける。

太陽光はとても良かった。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった


接して漏らさず 考

貝原益軒の養生訓の有名なことばである。
正確には
「40以降、血気やうやく衰ふる故、精気をもらさずして、只しばしば交接すべし」
SEXしても、射精はするなということだと解釈する。

貝原益軒は1630年から1714年の83年を生きた。
その妻初子は益軒に先立つこと8か月、益軒の没年前年に62歳で亡くなっている。
益軒が39歳のとき17歳の初子と結婚。年の差22歳。
でもお互い病弱だったせいか子供には恵まれていない。
益軒は妻以外とも交わったが、やはり子供はできていない。

益軒が40歳のころ精気を漏らさず20歳くらいの妻と交わるってホンマかいな。
しばしば交接すべしというから、毎日でもSEXをしていれば、射精はそこそこ
控えていたのは想像できる。

江戸時代の平均寿命は30〜40歳というから、このカップルは超長命である。
若い妻をめとり、自戒を込めてあのことばを発したのかもしれない。

最新医学はこれを真っ向から否定する。
小堀善友獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科外来医長(2019年)によると、
精はもらせばもらすほど心臓にも血管にもよく、がんや生活習慣病を予防して
寿命を延ばすという。
先生曰く、現代の養生訓では、「しばしば交接して、大いにもらすべし」という。

実際、貝原夫妻がどのような性生活を送っていたのか、益軒のことばを
額面通りに受け取ると誤りそうだ。
夫婦はそれなりの頻度で、それなりにSEXをエンジョイしていたのではなかろうか。

省みて、自分だが、一時はEDだったが、ストレスフリーになったせいか、
蘇ってきている。

前立線を削って小さくすると言っていた日本一の名医のところで前立線肥大を治していたら、
今ごろは接して漏らすこともできぬ身体になっていたかもしれない。
いや、接することすらできない身体だったかも。

それを思うと、治療は早まってはいけないと思う。

数も撃たず、漏らさずを励行していたが、これからは数も撃って、ジャンジャン
発射して参ろうか。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった





マチネの終わりに

平野啓一郎著

福山雅治主演の映画になっている。
マチネって何?

昼の公演のこと。フランス語で午前中の意味という。

小説の最場面で、マチネの終わりに、二人は公園で再会を果たす。

平野啓一郎の作品はなんか難しそうな気がしていたが、
この作品は渡辺淳一賞を受賞した恋愛小説だった。

でも、高樹のぶ子の透光の樹のようななまめかしい場面がない。

すれ違いのドラマ。シジミの挿話なんか必要かなと疑問視する箇所も
ある。それに携帯をタクシーに忘れて、それを秘書に取りに行かせて
その秘書が洋子にメールするのはアリかなあと思う。

それでも修羅場もなく、なんとなく収まっていく

そこが平野マジックなのだろうか。

映画ではどんな風に描かれているか、観てみたい。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった


監査役野崎修平

図書館で借りる。
ジェットコースターのように速い展開。
結構スカッとする。
愚直に正義感を貫くからかな。

頭取を追い詰めるところまでに至らなかったのがどうか
という面はあるが、読後感は「これで良いんじゃない」

続編が出ているのかもしれない。

WOWOWで織田裕二主演のドラマになっている。

漫画の監査役の本かと思っていたが、小説だった。

舞台の行名があおぞら銀行。
あれ、その銀行は現時点で存在するんだけど…

総会屋との薄汚れた関係に株主総会が荒れる銀行。
あおぞら銀行の現行員さんはどんな風に感じるのかな。
あおぞら銀行って命名したのはいつなのかな〜
って別の関心が巻き起こった。

痛快小説だった。
同僚のFさんは読んだかな。
明日、持参してみようかな。

ちなみに著者は横幕智裕氏で、(原作)周良貨/能田茂となっている。
周さんが漫画原作者の文筆業。能田さんが漫画家。
三人の関係がいまいち不明だが、良いコラボレーション。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった


エアコン修理

ダイキンとエレコンと立ち会ってエアコンの修理となった。

新品だから修理もないが、エレコンが設置工事がずさんだったから仕方ない。

充填すべきガスの量が足らなかった。

正しくは710gのところ400gしか入っていなかった。
これが冷えない理由。

ダイキンさんも一緒に確認してもらったからまあ大丈夫だろう。

それにしてもレベルの低い技術で施工するととんでもないことになる。
サカイの子会社の電気会社だから大丈夫と思ったのだが
それが甘かった。

最近は、雨が降り続いて、エアコンをつけることもない。
確実にエアコンが効いているかチェックしようがないのが若干不安。

まあ大丈夫だろう。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった


プロフィール

照

Author:照
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1955年生まれの男性。いまのところ現役(上場企業の非上場子会社監査役)。
健康状態は普通。ジム通い、通勤時ウォーキング(往復1時間)など実践。
長寿リスクに備え、株式投資、投資信託など購入するもはかばかしい成果に恵まれず。
ブログは頭の活性化がメイン。アフィリエイトなども指向するが上手くいかない。
給与生活をできるだけ節約して存命中。
健康に長生きするための知恵を求めてさすらい中。

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