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坐禅会を振り返る

2013年7月から参加している。
当時、仕事上の悩みを抱えていた。

妻を誘って参加のつもりだったが、
早朝の坐禅に妻は尻込み。
私だけの参加となった。
当時は30数人の参加者がいて驚いた。

坐禅会で老大師のすごいカミナリが落ちたと
話すから妻はそれからは絶対行かないと言う。
以来、ひとりで参加している。

でも、仙厓和尚の七日間とか、133会といった
聖福寺の行事に妻を連れていくので、
老大師は精進料理しか食べないのに
なんで太ってるんだろうと
妻はつまらないことに気がつく。

初めのうち、坐禅をしたらサッサと帰っていた。
あるとき、老大師が
「動中の工夫、静中の工夫に勝ること千数百億倍」
という白隠禅師の言葉を紹介し、日天掃除をすべし
と言われる。そして茶礼も参加すべし。
さらに、お茶碗を洗うのを女性ばかりさせずに
男性も洗うべしと言われた。
今はそのすべてを行っている。

コロナで今は開催してないが、おでん会のときに、
ある方が悟りについて老大師に尋ねた。
老大師曰く、
「毎日坐っても悟りを得るかどうか分からないのに、
月に2回、年に24回で悟る訳がない」
この言葉を聞いて悟りの境地は諦めた。

でも、坐禅会のお陰で、家では掃除、皿洗いは
お手の物となっている。

「坐禅会に行って本当に良かった」
というのは妻の言葉。

さて、昨日の坐禅会の茶礼で、ある参加者が
坐禅中に雑念が起きるが、皆さん、どうしているかと
尋ねていた。
ベテランの一人が「二念を継ながず」といって、
雑念(一念)が上がるのは仕方ない。
ただそれから別の考えに継なげないようにするのが
大切だと語っていた。なるほど。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン

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糸島に行く

妻を誘って糸島の伊都菜彩に行く。
妻はダンスやお華に出かけていたが、
私はずっと家に閉じこもっているので
少しわがままを聞いてあげないといけないと
思ったのかもしれない。

片道1時間のドライブ。風は冷たいが天気は晴れ。
目的は土筆。
昨年は伊都菜彩の周りにたくさん生えていた。

野菜や柑橘類と刺身をしこたま買って車に詰め込んだ後に、
散策してみる。

アレ、土筆ない。
しばらく歩いても見付からない。
寒すぎるのか、それともシーズンが終わったのか…
去年はもう少し早く来たがほとんど終わりがけだった。

県道を渡って反対側のあぜ道を
諦めムードで歩いていると、アッタ!

あまり太くなくて背も低いのが多いが
次々見付かるからしばらく土筆採りに夢中になる。

満足して伊都菜彩で伊都物語の牛乳を使った
ソフトクリームを食べて、帰宅した。

長女のところに刺身とブロッコリーとトマトをおすそわけ。
3歳末娘の元気な笑顔を見て安心する。

春間近…か

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン

これからの男の子たちへ

太田啓子著 2020年
なんでこの本を図書館で予約したか忘れた。
著者は弁護士さんだから理屈っぽい。
じいさんには難しく感じる。

男の子二人を育てるシングルマザー。本人は三人姉妹。
初めて男の子を育てて気づきがある。
小さな頃からの「男の子でしょ」という刷り込み。
これがいろんな弊害をもたらしているというのがこの方の主張。

「男らしさの終焉」(ペリー著)という本に紹介される
男性性の4要素
①意気地なしはダメ②大物感③動じない強さ④ぶちのめせ。
弱音を吐かず、社会的な成功と地位を積極的に追求し、
危機的状況があっても動じずにたくましく切り抜け、
攻撃的で暴力的な態度をとることも含めて、
社会の中で「男らしさ」と言われている。p22

三大問題。
「男子ってバカだよね」
「カンチョー放置」
「意地悪は好意の裏返し」p24
ここにカンチョーが男の子特有ってあるけど、3歳末娘から
私はカンチョーをされたことがある。保育園で流行っている
のだろうと思う。小さい指だから刺さると結構効く!

男の子あるあるの積み重ねが、大人になってからの
男性たちが他人や自分自身痛みに気づけない鈍感さ、
「有害な男らしさ」の遠因になっているかもしれないp28

離婚事案では、「自分に口答えした」という理由で妻を殴ったり、
「誰のおかげで生活できてるんだ」
「文句があるなら俺と同じだけ稼いでこい」などと暴言を吐く
男性をしばしば見ます。
口答えされてかっとなるというのは相手を下に見ているからです。
有害な男らしさと感じますp49

性差別的な言動をする人や組織を減らすには、
大人になってからの教育だけでは遅いp51

自分に内省が向かなくて、他責したり、根拠なく
ストーリーを作ってまで、自分に原因があると考えることから
逃げているというか、できない男性をよく見るp79

大人が強要するジェンダー規範が小学生にも男尊女卑的な
価値観を植え付け、本来のその子らしさを損なっている。
低学年だと男の子たちも教えると素直に反応してくれるp134

子供が自分の負の感情を表出しても、他者が受けとめてくれる
と感じること。その積み重ねこそが、子どもの感情の健全な
発達につながる。
それなのに、「男だろ、泣くな」と言われると、子どもは
自分の負の感情は受け入れてもらえないことを体験的に学び、
その感情を抑え込んでしまう。p138

名門とされる男子校から有名大学に進んだ人たちが、
企業や官庁の中枢で意思決定をするポジションを占めている
状況からすれば、日本社会のジェンダーギャップ指数が
改善しないのは当然かもp142

家父長制に何の疑問も持たず、ハラスメントや
DVしてしまう父親たちは「男らしさ」の呪いに
支配されているから自分人生の主導権を握れていないと思うし、
まったく幸せに見えないp146

「女性を支配することが『男らしさ』の証」といった
「男らしさ」の規範を無理やり実現しようとすると、
一部の男性が性暴力行為に走ってしまうこともp164

セクハラ加害者にさせないためは、
①自分の体も他人の体も尊重する意識を育てる包括的性教育
②性暴力がどれだけ人を傷つけるかを知ること
③性暴力加害者的な発想の萌芽になりそうな表現への
リテラシーを持つことp167

英国政府は「日本は犯罪率は低く、夜の外出や公共交通機関利用も安全」
としつつ、「しかし、通勤電車内での女性への不適切な接触、
痴漢は頻繁である」と警告しているp177
知らなかった。痴漢がこんな風に英国で警告されているとは情けない。

「性欲は本能ではなく、社会につくられた文化に影響される
ところがあります。だからきちんとした性教育が大事になってくる」
村瀬幸浩氏p185

性教育をろくに受けておらず、性的知識が不十分で、
性暴力がわかっていない子どもの目にふれさせないという、
社会全体での配慮は必要p192

オーストラリア政府は「『男の子は腕白でもいい』はDVのもと」
という啓発動画を作っているp218

「男らしさ」の呪いから自由に生きてほしい。
「男性であることの特権」に自覚的になって、
性差別や性暴力を許さないと、男性だからこそ声をあげてほしいp236

要約すれば、
①女性を人間として、ふつうに尊重すること。
②「男らしさ」を競うことをやめ、「男らしくない」人をバカにしないこと。
③自分の孤独や不安を、勝手に自分より「下」と決めつけた他人を
貶(おとし)めることで紛らそうとしないことp255

垣谷美雨さんの小説に出てくる夫が育児や家事もせず仕事人間で、
どこか高圧的。
これは私も含めて日本人男性の特徴と思っていたが、案外、この著者が
言うように小さい頃からの「男らしさ」の刷り込みが
この弊害をもたらしているのかもしれない。

それを是正するには…今の男児を教育し直しても遅いかな。
一世代(30年)では改善されそうにない。

いや、現実には現状を変える必要はないという人も居るだろうから、
もっと時間のかかる気の遠くなる大事業かもしれない。

とても示唆に富む良い本だった。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
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徐々に日常を取り戻す

長女一家はコロナ全滅になったが、
すでに全員、体調は回復している。
ただ保健所の指導で外出はしていない。

一番最初に感染した3歳末娘は今朝から
保育園に通えることとなった。
でも連れて行く両親は隔離生活。
じゃあジジババで連れて行こうか。

末娘も退屈しているだろうし、
長女もリモートの仕事に集中できる。

保育園からもOKと言われたが、
すぐに折り返しダメと言われる。
保健所はOKなのだが、保育園が改めて確認すると
園の決まりでは両親が隔離されている児童は
預かれないらしい。残念。

明日は長女も隔離期間が終わるから
保育園も受け入れてくれるとか。
明日、ジジババ連れてってと長女に頼まれるが、
自分で行ったらいいじゃん?

心配なのが、次女。具合が悪いらしい。
兄弟姉妹は4歳男児がコロナになったが、
三人の姉妹は今のところ大丈夫だという。
でも次女が感染したとなると、
バタバタかかるのではないか。
症状が軽いなら早くかかってしまったほうが良いかも。

後刻、明日の保育園への送迎は長女がすると連絡があった。
次女からはPCR検査を受け陽性だったという。
症状はそれほどひどくはなさそう。

4歳男児と一緒に寝ている旦那さんは今のところ無症状。
このまま他に誰も発症しなければ一週間ほどで正常に戻るが、
オミクロンはそんなに甘くはないか。

大丈夫、きっとなんとかなる
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傷口から人生。ーメンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなったー

小野美由紀著 2015年
垣谷美雨さんの本の裏に幻冬社の
新刊紹介が載っており、この本に何だか興味が
あって図書館で借りた。

シングルマザーの母親から相当な教育費を
かけているので第一志望校でないといけないと
叱られ続ける。

ずっとそんな母親からの抑圧を受けていたので
メンヘラ(メンタルヘルス不調)になる。

第一志望校は東大。受かった学校は慶応。
チョット何それ!って言いたい。レベルが違うじゃん。

就活でパニック障害になって自分探しの旅。
それがカミーノ・デ・サンディアゴの道。
この巡礼の旅は最近NHK-BSでも紹介していたので驚いた。
コロナ前は世界から毎年35万人を集めていたらしい。

「その道を歩いて、何を得たんですか」
「得たんじゃないんです。捨てたんです」p19

イライラしたり、悲しかったり、不安だったり、
っていう感情は、実は、余ったエネルギーを
消費しようとして生まれるものなんだよp82

家族の問題は、
自分がされて嫌なこと、
本当はしてほしいこと、
本当はしたいこと、
この3つを、自分自身で分かっていない、もしくは
それをきちんと家族に伝えることができないから起こるp176

世の中、どうやったって、生きてゆけるんだなあp194

どんな職種の、どんなに無駄だと思っていた経験も、
人生のどこかで、きちんと役に立つのだp235

著者は1985年生まれ。
2013年から希望どおりライターとなっている。
私より30歳も年下の女性が書いたものだが、
母との関係性やら就活やら、いろんなことで悩んでいる
ひとがいるんだなあと参考になった。

サンディアゴの巡礼の旅で、「捨てていく」というところが、
なんとなく坐禅会に似ているなあと思って
関心を持って読んだ。

大丈夫、きっとなんとかなる
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うちの父が運転をやめません

垣谷美雨著 2020年

この著者の本は4冊目になる。
何故だか分からないが一番感動した。
そう妻に話していたので妻は期待して後半に
読み進んだが、つまらなかったそうだ。
あまり期待を抱かせるのも良くない。

過疎地に住む両親。
父親は80歳を超えても運転を止めようとしない。
買い物も病院も歩いて行くには遠すぎる。
バス路線も廃止になったりする。
運転を止めようにもやめられない。
都市とは違う悩みがある。

高齢者の交通事故が毎日のようにニュースになる。
息子は何とか運転をやめさせようと働きかけるが逆効果。
でも、上手くいくようになるのが垣谷ストーリーマジック。

わいらは定年後に思いきり好きなことするために、
子供んときから我慢に我慢を重ねてきたんか?p62

車を運転できんのは不便だけやない。
なんや自由を奪われたような気がして息が詰まって
しまうって言うとんさる。父さん暗くなっとったp84

ゴールド免許証の更新は5年に一回だが、71歳になると
4年に一回となり、72歳以上は3年に一回になるp93

自分の田舎なのに「戻りたい町」でなくなった理由が、
今やっとわかった。本当の理由は、
人々の交流がなくなってしまったことだp160

日本は歩行者より車を優先した道路を作っとる。
自転車道も歩道もないp177

老人だけでなく、赤ん坊を抱えた女性も買い物難民だp185

東京では3万円もする靴を履き、5万円もする鞄で通勤している。
それでもまたデパートに行って、靴売り場を見たりする。
あの際限ない物欲は、いったいどこから生まれてくるのだろう。
田んぼの中で、高級ブランドを身にまとっていたって意味がないp197

夜は運転しない。雨の日は運転しない。通学時間帯には運転しない。
交通量の少ない時間帯を選ぶ。動きやすい服装で。
どちらがアクセルで、どちらがブレーキかを指さし確認する。
目的地までの道順を前もって確認しておく。長距離は運転しない。
睡眠はたっぷり。2時間運転したら休憩と運動。p198

こんな俺でも人の役に立ってるんだっていう自己満足が大切なんだ。
それがないと、長い人生、生きていくのがつらいぞp212

おばさんは愛想だけはええけど、本心かどうかは全く別物なんよp232

あの頃の大人は、誰一人として人生を楽しむことを
教えてくれなかった。教えてくれたのは忍耐だけだった。
犯罪少ない日本。それはもしかしたら、みんなが辛抱することだけは
知っているからではないだろうかp286

ドイツではスローモビリティという考え方を
広めようとしているらしいp296

ヒマワリ号が来て、免許を返納する年寄りがポツポツ
現れ始めていた。運転をやめて、よく歩くようになり、足腰が
強くなったと教えてくれたひとり暮らしのおじいさんもいるp306

戦後(いや戦前から)今までの日本の来し方が間違っていた。
長時間労働と長時間通勤で心と身体を擦り減らす。
家族を省みる時間なんてない。
育児は妻に任せっぱなし。
これでは少子化に拍車がかかるだけ。
労働時間を短くして夫婦で子育てする。
そんな当たり前のことすら出来てこなかったツケが
少子高齢化ではないか。

4時半退社という社会が早く来ないか。
長時間会社に拘束されて時間の無駄使いをするより
子育ての方がずっと生産的だ。

一人当たりのGDPは韓国の方が日本より大きいという。
日本は貧しくなっている。二馬力(夫婦共稼ぎ)で働かないと
なかなか裕福な暮らしはできない。
でもそうなれば、ワーカホリック夫と専業主婦という
組合せが無くなって、夫婦フラットな関係を作り、子育ても
家事も夫婦二人力を合わせてしなくてはならない世の中になって
意外と楽しいのではないか。

戦後ビンボーから日本は立ち直った。でも歪(いびつ)な世の中
になってしまって今はデフレに溺れている。
これからはバブルビンボーから真っ当な風に立ち直れるのかもしれない。

一連の著書を通して、日本人よ、人間性を取り戻そう、
そう著者は訴えているような気がしてならない。

大丈夫、きっとなんとかなる
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長女夫婦がコロナ

しばらく元気にしていた近所に住む長女が発熱。
PCR検査を受け陽性が判明した。
子供たちから感染した。
2日目には熱は引いたが倦怠感が酷いらしい。

そして旦那さんも発熱した。
少し年上だし、最近太ってきていろいろ病気も
抱えていそうだから、一番心配だ。

翌日発熱をおしてPCR検査を受けに自分で車を
運転して病院に行き、その翌日、コロナ陽性が判明した。

一家全滅。

ただ、長女もだいぶん回復しているし、旦那さんも
熱以外は特に問題がないようなので少し安心している。
早めに感染した子供たちはもう元気いっぱいだ。

妻の出番がとうとうやってきた。
長女家族の食事の準備をしてあげることになった。
近所に住むからこういうことができる。

愛知県に住む次女にはしてあげれない。
今のところ、4歳男児の発症だけだが、
長女のところの推移をみれば、
家族みんなに感染(うつ)るのは時間の問題のような気がする。
そうならない事を祈るが…

大丈夫、きっとなんとかなる
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ルンルン

振込

福銀から別の銀行のエグゼクティブ定期に振り込む。
窓口で手続きをするが、窓口に置いてあるタブレットで
行員がカウンターの外まで出てきて一緒に操作する。

かつては申込用紙に記入して、それを行員がカウンター越し
に処理していた。
タブレットは行員の負担軽減とはなってないような気がする。

その証拠に、私が大変ですねと言っても、年配の女性行員は
まったく無視。愛想もない。余裕がないと思われる。
(単に変なじいさんの相手をしたくないのかもしれない)

普段はネットの振込を利用するのだが、今回は振込金額が
大きいので窓口で振り込んだほうが振込手数料が
安上がりになるので窓口を利用した。

立派な支店社屋は建てられたばかりだが、やがて支店の機能は
機械に置き換わっていくに違いない。

行員は要らなくなるのかも。
窓口の女性行員はパートか派遣かもしれない。
たぶん正社員ではなかろう。

キャッシュレスが進めば、ATMも要らなくなる。
ATMには大勢の高齢者が並んでいたが、やがてこの景色も
過去のものとなるのかな。

顧客の高齢者を切り捨てる訳にはいかないから、
まあ、20年くらいはこのままかな。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
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ルンルン

70歳死亡法案、可決

垣谷美雨著 2015年
垣谷さん著種を読むのは3冊目。面白い。

いつも能天気でプライドの高い旦那がでてくる。
家事を顧みず家庭破綻を引き起こし、
何かの事件をキッカケに少しまともになっていく。

70歳になったら安楽死させるなんて荒唐無稽な
法律が可決されるなんてありえないが、
そのあとの展開をみると意外とアリかと思えるから不思議。

心の中から悪魔を追い出すには
外の空気を吸うのがいちばんp66

その当時、俺には延命治療がいかにむごいかなんていう
知識はかけらもなくて、医者の勧めなら間違いないだろうって…
俺が馬鹿だった。俺のせいで、おばあちゃんは
胃瘻を置かれてもう4年になるんだp84

どうしてこうも自分のことしか考えないんだろう。
会社をやめて友人と二人で世界旅行にいくという
夫に対しての言葉p98

議員定数削減の世論を盛り上げるという総理の作戦は
見事に成功した。参議院そのものを全廃し衆議院の一院制としたうえ、
定数を二百人とした。
そして、議員報酬もそれまでの三分の一に引き下げたp129

こんなことができたら最高!

隣の家のおばさんが、お裾分けだよなどと言いながら、
畑で採れたかぼちゃの煮込みなんかを持ってくる。
勝手に家に上がり込んで、家の中を遠慮なく見回した途端、
悲惨な介護生活を敏感に察知する。そしておばさんは言う。
「私がおばあちゃんを見ててあげるよ。あんたは気晴らしに
喫茶店でコーヒーでも飲んで来なよ」と。
どんなに助かるだろうp150

なんでもかんでもひとりで抱え込むのは
よくないって聞くわよp158

悪いのは、家庭責任を持とうとしないダンナだよ。
それと、ショートステイさえ行ってくれない姑。
そしていつまでも自立しない息子。加えて、
家庭に無関心な娘。
どいつもこいつもいい加減にしなp181

若者に比べて老人は恵まれすぎています。
僕はあるカフェでアルバイトをしているのですが、
平日の客の8割は老人です。
なんの役にも立っていないのに、
年金でめいっぱい第二の青春を楽しんでいるのです。
もし、就職できても、こんな老人たちのために
年金を払いたくありません。
自分たちの世代は元が取れるかどうかもわからない
と聞きます。
どうして今までこれほどの世代間格差を
許してきたのでしょうp235

この学歴の書き方がよくない。たかが売店のレジ。
こんな名門女子大を出た才媛なんて、
人事のオヤジが真っ先に敬遠するに決まってるp265

ヘルパーに来てもらえばよかったんだよ。
その間だけでも奥さんは解放されるだろうp284

今までのように、老人ばかりに税金を使う時代を
早く終わらせてほしいんです。
私たち若者の薄給中から、豊かな老人に払う年金を
天引きしないでくださいp296

お父さん、甘いよ。私たち世代は死ぬまで働かないと
食べていけない世代なのよ。
だからお父さんも死ぬまで働いてちょうだいp324

70歳死亡法のおかげで、国民の心の準備と覚悟ができたんだ。
今まで、長期的視野に立った政策は国民の支持を
得られなかった。
目先の利益を追う政策ばかりが支持を集めてきた。
いわば場当たり的なバラ撒き政策だ。
やっと国民も目が覚めただろう。
ついでに最低賃金を大幅に引き上げる。
同一労働同一賃金を法で定めてしまおう。
つまり、派遣やアルバイトの賃金がぐっと上がる。
となると一気に転職が増える。
というのも、いやで仕方ない仕事でも、喰いっぱぐれるのが
恐くて辞められない人がたくさんいるからね。
定年まで我慢を強いられた人生がなくなって、
労働市場が流動的になるってことだp347

介護で内需拡大が可能なはずだ。
ヘルパーを高級な職業にするんだp349

永江朗というフリーライターの人が解説を書いている。
「この小説は、内容のおもしろさのわりに、新聞や雑誌の
書評が少なかった。
それは、タイトルと設定の過激さがためらわせた」

「介護はできるだけ他人に任せるべきだとつくづく思う。
家族で引き受けようとするから、いろいろ無理が生じる。
虐待だって起きる。赤の他人だったら気を遣わなきゃいけないもの。
他人だから遠慮する。遠慮や気遣いは人間関係の
潤滑油みたいなもので、それがないとギスギスする」

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン

PCR検査

長女とその旦那さんはPCR検査を受けたという。
そして翌日、陰性の連絡を受けた。

それは良かったじゃないかと私が喜んでいたら、
もし陽性だったらそこから10日で隔離生活から
解放されるが、陰性だと、子供達が発症10日後に
登校できる日からさらに一週間隔離生活を
続けなければいけないらしい。

陽性になった方が早く仕事に復帰できる。
長女夫婦は陰性になって落ち込んでいる。

もしかしたら、陰性でも明日にも発症するかもしれない。
コロナ感染者と無防備で一緒に生活しているのだから、
陰性で復帰時期が伸びるのは仕方ないかもしれない。

私たちもおいそれと近づけない。
困ったものだ。
万一、発症しても軽症なら良いが…

愛知県の次女の4歳男児も発熱。コロナ陽性。
1日で熱は引いて元気だという。

次女一家もみんな感染するのかなあ。
産まれたばかりの赤ちゃんが心配だ。
感染しても軽症を祈る。

大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
プロフィール

照

Author:照
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1955年生まれの男性。いまのところ現役(上場企業の非上場子会社監査役)。
健康状態は普通。ジム通い、通勤時ウォーキング(往復1時間)など実践。
長寿リスクに備え、株式投資、投資信託など購入するもはかばかしい成果に恵まれず。
ブログは頭の活性化がメイン。アフィリエイトなども指向するが上手くいかない。
給与生活をできるだけ節約して存命中。
健康に長生きするための知恵を求めてさすらい中。

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