2023.08.31(Thu)
北海道の小学校で夏休み明け、2年生の女の子が
熱中症とみられる症状で倒れ、亡くなった。
私の愛知県の孫が小2の女の子。
小枝のように細い身体をしてとても大人しい。
内気なので主張をしない。
一番にその子の事を思って悲しくなった。
小2くらいだったら先生の言うとおりに従うだろうし、
暑さのなかで小さな身体に起こる変調を
感じる間もなく急激に衰弱するかもしれない。
北海道はその日、33.5度だったという。
暑さに慣れていない北海道民にとっては酷暑であったろう。
小さい子には厳し過ぎる暑さだ。
なんで夏休み明けのそんな日に体育なんかしたのか。
それも、体育館でなく運動場だったという。
環境省が運動中止を呼びかける31度も超えている。
31度って全国一律ではないか。
北海道だったらもっと低い温度で運動中止すべきでなかろうか。
学校は水筒水は飲ませていたと言うが、
言い訳に過ぎない。ひど過ぎる。
2学期に楽しく登校しただろうに授業で亡くなるなんて
悲しすぎる。
2度とこのようなことがないように切に願う。
大丈夫、きっとなんとかなる
お陰さまで
ありがとう
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2023.08.30(Wed)
原田ひ香著 2018年(2022年6版)
本屋さんにこの文庫本が平積みされていたので、
さっそく図書館で予約した。
1年4か月後に、ようやく手元に届いた。
すでにこの本を原作としたTV番組を見ていたので、
手元に届いても読まなくても良いかなあと
思ったりしたが、やはり読むとTVとは違う
「ひ香」ワールドに浸れた。
三千円くらいの少額のお金で買うもの、選ぶもの、
三千円ですることが結局、人生を形作っていくp7
◉のっけから結論が書いてある。
そうなんだ、三千円って少ないけど意外に
いろんなことができる額だと思う。
働きたい理由の例として、「人や社会の役に立ちたい」
「技術を活かしたい」「趣味を活かしたい」「誰かを支援したい」
「社会と関わっていきたい」「自己を磨きたい」
「収入を得たい」などを挙げてくれたp84
◉祖母が訪ねたハローワークのキャリアカウンセリング
が祖母に発した言葉である。
高齢者にとって働くって、まあ、そんなところかな。
主婦が戦後日本の復興を支えたp92
◉確かに、そういう面はある。家庭を顧みず働く
モーレツ社員を支えたのは主婦なんだから。
利益確定日の2か月前くらいに買って、それでも下がったら、
利益確定日まで持っておいて、優待を受け取る。
その程度の取引なので、今のところ大きな損は出していないp103
◉株主優待を活用したら確かにそれほど損はしない
ような気がする。この方法は手数料のかからないネット証券で
NISAで運用したらお得な作戦かもしれない。
他の子供のように、スーパーでお菓子やおもちゃを
ねだらくなった。絶対に買ってもらえないとわかっているから。
◉長女と長女の子どもに教えてやりたい。
長女はせがまれると根負けしてすぐに買い与えることが多い。
クレーンゲームは親も一緒に楽しんでいる。
目くじら立てるほどではないかもしれないが、私はどうかと思っている。
お菓子は小児糖尿病のリスクもある。
おもちゃやガラクタで部屋をグチャグチャにするだけ。
退職金は、小規模企業共済っていうのを積み立てている。
自分で自分の退職金を作るって感じp145
◉発言者はフリーランス。退職金もない。
退職金代わりにそんなのがあるんだ。知らなかった。
老後のことはやっておいて、やりすぎるってことはないp145
◉「死ぬ間際にやっぱり浪費すれば良かった、と思うことはないか」
と続くのだが、浪費の塩梅が分からないからなあ。
年寄りの何気ない話というのは、時々、思いがけないところで
ぎゅっと心をつかまれるp160
◉私の言葉でも孫に役に立つことがあるのかなあ。
叱りすぎは禁止にしなくちゃ。
受験勉強さえしていれば、文句を言われず、母親に
大切にされすぎて家事ができなかったりするp192
◉まさに私のことのようだ。小説の旦那さんも仕事人間で
家事を全くしない。
夫は、自分が病気になって退院した時でも「出前でもいいよ」
と思うのかしらp194
◉妻が退院した日の夫からのメールは「今夜、外食でも、出前でもいいよ」
だった。いくら家事のできない勤め人の夫でもこれはないでしょう。
奥さんは退院したばかり、家事ができる体力も失われているのだから、
私だったら、レトルトお粥と冷凍のカボチャとインスタントの味噌汁、
それに豆腐くらいなら準備できそうなものだ。
離婚を考えている時の特徴は①急に帰宅が遅くなることが続く
②携帯、スマホを風呂場に持ち込む③妻の収入や貯金をやたらと聞きたがる
④パソコンやスマホで、不動産を探しているp204
◉想像すると、外に女がいて妻との離婚を考えれば確かに
こんなことをするかもしれない。
アラフィフになったら、「すべての不調は更年期に通じる」p207
◉男性の私にはあまりピンとこないが、女性はこの言葉に思い当たる
節があるのではないか。
離婚しない方が金銭的には楽なのよp213
◉家や年金とか諸々考慮すれば離婚はペイしないと思う。
子供は親の介護を行う義務がありますが、それは経済的余裕
のある範囲で行えばいいというのが法律の解釈です。
介護でお金で困ったら、親を世帯分離して、親世帯が生活保護を
受け取ることもできます。p231
◉介護で貧困に陥ってはいけない。
夫のせいで、私は我慢している、というような状態はやめるべきですp235
◉夫婦でそんな状態にならないように話し合うべきだろう。
有名ブロガーがエゴサーチで自分のブログを探し当ててくれたp248
◉へえ、そんな僥倖もあるんだ。
有名人が見ているとなったら、個人ブログも大勢訪問者が押し寄せてきそう。
でも、それはそれで大変そう。
まずはパートで、施設で働いてみるつもり。行政書士の勉強も
しようと思っている。そうすると成年後見人を請け負うことができる。
さらにケアマネージャーの資格も取れば仕事には困らないらしいのp271
◉ケアマネージャーって魅力的だけど、ハードルが高すぎる。
自分の人生の責任をとるのは自分。
どんなに親や祖母が頑張ってもあなたの人生を肩代わりすることはできないp283
◉その通り。自分の人生は自分が責任をとる。
あの日、姉の病気は心配だったけど、妹の私は両親を独占できて
どれだけ嬉しかったかしれないp287
◉次女、次男のあるあるネタかな。
私は3人姉弟の末っ子でかわいがられたからこの次女、次男の
微妙な感情があまりよく分からない。
会社は給料、仕事内容、人間関係、この三つのどれか一つでも
良ければ続けられるp294
◉納得する
5百万円を今後、10年かけて、金利1%で返済していく。
だいたい月々43,800円になる。
◉突然なぜこんな話が出てくるかは、この本を読んでもらうとして、
信頼できる身内にお金を貸すというのはあるかもしれない。
あ〜面白かった。さすが原田ひ香と思う。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.29(Tue)
8月第2週目はお盆だった。
檀家廻りに忙しいお寺だから坐禅会は中止された。
それは事前に案内もあったし、聖福寺のHPでも
予告されていた。
第4週目の坐禅会はHPに休みとは書いて
いなかったので勇んで行ったのだが、
門の前に参加者が並んでいる。
門が開いていない。
こんなことはかつてなかった。
ベテランが老大師に何かあったのではないかと
心配し、正門、裏門の扉を開けようと回るが
どれも鍵がかかっている。
高齢の老大師の健康がすぐれないように
感じているからベテランはなおのこと心配する。
別のお寺に連絡を取ったり事務所のスタッフに
連絡しようとするが早朝のことだから、
連絡がつかなかったり、連絡がついても
分からないという。
そうこうしているうちに、中から、ガチャガチャ
という音がして門が開く。
老大師が出てきて、
今日は事務所の人が休みなので坐禅会はない
のではないですか
と言ってスタスタとお堂に帰っていく。
もう坐禅会の開始時間をとうに過ぎている。
集まった者はどうしていいか分からない。
老大師の言い回しも微妙。
断定的に「坐禅会はない」とは言わなかった。
仕方なくベテランが、老大師は坐禅会の指導を
今日はしてくれそうにないから解散しましょうと言う。
希望者だけでお堂で坐禅をすることも考えたが、
老大師に迷惑だろうということで止めた。
接心では、老大師が来なくても、参加者自ら坐禅を
することもあるから、老大師抜きでも坐禅はできる。
でも、この坐禅会ではそれは止した方がよさそう。
坐禅会に来て10年経つが、こんなことは初めて。
睡眠不足だったので私にはかえって坐禅中に
居眠りせずにすんで良かったかも。
帰宅して久しぶりに血圧を測ったら、
137/78 脈拍75だった。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.28(Mon)
地域の夏祭り。
町内の夏祭りが二週間ほど前に別の公園で
あったばかり。
私はこの地域に越してきて3年だが、
地域の夏祭りははじめて。
多分コロナで中止になっていて
何年かぶりに開催された。
公民館の横の公園が夏祭りの会場である。
福岡市には多くのため池がある。
田畑の灌漑用だったと思うが、宅地化が進み、
ため池も必要性がなくなったため、
埋め立てて地域の公園として活用されることが
増えてきた。
公民館横の公園もかつてはため池だった。
それもかなり深い。
池底には一本の坂道を下って行く。
そこに地域の人々が大勢にぎわう。
はじめてその公園に降り立って私が
感じたのはキケン。
こんなに大勢の人が集まっているところで
何かが起これば、逃げるのは一本の坂道しかない。
そこに集中すれば将棋倒しになるかもしれない。
何かが起こるはずはないという想定で
このため池公園を祭り会場に使っている
のかもしれないが、例えば、焼きそばを焼く
ガスボンベが爆発するとか、
死刑になりたいからと言って無差別に刃物で
斬りつける輩(やから)がまぎれこんでたらどうする。
逃げ場を失って人々はパニックになる。
あらかじめ食券を買っていた焼きそばと唐揚げ
をもらって、そそくさと帰宅した。
公民館の隣には小学校がある。
そこなら運動場は広いし逃げ惑うこともない。
来年はそこで開催すべきだ。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.27(Sun)
ホテルオークラとアジア美術館のスキマに
鏡天満宮というお宮さんがある。
長女の長男(小6)のマイブームが御朱印。
すでに一冊を終え二冊目に入っている。
つぎのターゲット寺社を御朱印本で
計画している。
ある日、その小6から鏡天満宮に8月25日に
連れて行って欲しいと懇願される。
良いけど、なんでその日なん?
彼によると、鏡天満宮では御朱印をもらえるのが
年に2回、1月7日と夏祭りの8月25日だけ
しかないという。
だからこの機会を逃せば1月まで待たなければ
いけない。
とてもレアな御朱印なので是非、行きたいという。
鏡天満宮という神社があるなんて実はジジババは
知らなかった。
行ってみたらテントが張ってあって、御朱印
目当てに2、3人が並んでいる。
テントの中に御朱印を書いているおじさんが
二人いた。
天満宮というから菅原道眞にちなんだ神社と思うが、
おじさんによれば菅原道眞公を担いだ奴が建てた
社という。
1月7日は鷽(ウソ)替え神事があって、御朱印も
もらえるのだそう。それと夏祭りの8月25日だけ。
普段は無人神社で、御朱印の書き手がその両日しか
居ない模様。
小6は自分のお小遣い五百円を支払いありがたく
御朱印を頂いていた。
帰りに鈴懸で冷たいものを食べたかったが、
大勢の人が並んでいて時間がかかりそう。
一緒についてきていた次男坊がもう帰りたいと
いうから、ばあばは待ってでも食べたそうだったけど
仕方なく帰宅した。
これがもし女の子の姉妹だったら甘い物に
ありつけたかもしれない。
近くに水鏡天満宮という神社があるから足を伸ばそう
かとも思っていたが、次男坊が帰る!の一点張りで
諦めた。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.26(Sat)
明日は眼科の定期検査というタイミングで
林眼科に電話して、先生(女医)を
替えてもらえないか聞いてみた。
質問しても答えてくれない。
脳MRIをしたが、その結果も教えてくれない。
コミュニケーションがこの先生とはできない。
林眼科の答えは、分かりました。
明日は今の先生にかかり、次回の予約から
別の先生に替わることで了解を得た。
次の先生は男性か女性か、希望を聞かれた。
男性の先生が良いと思ったが、
どちらでも良いですと答えた。
眼圧は眼球に風を当てる検査では左右、
17と14だったが、先生が眼球を押さえる
検査では左右とも14だった。
つまり、緑内障の左眼は目薬のお陰で
正常範囲に収まっている。
でも、左眼は後発白内障になっていて
数字などを見ると曇って見え辛くて気分が悪い。
後発白内障はレーザーで簡単に治せますよ。
でも今日はできません。
女医はいとも簡単にそう言う。
今日レーザーをしたいなんか誰も言ってない。
やはりこの女医は患者の気持ちが分からないと思う。
それに簡単に治せるという言葉はあまりに
無責任に感じている。
緑内障のある左眼に白内障手術をしたのが微妙な
悪さをしたのではないか、それを問い質したい。
予約係に行って次の予約は先生を替えてもらう
と言ったら、昨日そうできると言われたのに
予約担当は何故ですかという。
理由を教えてくださいという。
それに先生が誰になるか分かりませんという。
男性、女性の希望なんてないに等しい。
昨日の電話は何だったんだ。
林眼科は情報連携が悪いのではないか。
あまりに人気のある眼科なのでスタッフの態度が
傲慢に感じる。
先生を替えるというより、眼科自体を
替えたほうがいいのかも。
初再診料73/検査375/
合計448 3割負担で1,340円
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.25(Fri)
このところ1,600円を超えて推移している。
年初来高値というが、IPO、上場以来高値
ではあるまいか。
1,500円で1,500株買ったが、ようやく
キャピタルゲインを得る。
利益確定の売却するかなあ。
配当が5%以上あるから毎年10万円を超える
インカムゲインを得ている。
菅首相の当時、官製値下げを携帯各社は
強いられているが、最近はまた実質値上げ
という方向もでている。
それにソフトバンクグループも3兆円で
買ったアームの上場といった計画もある。
アームが上場されると時価総額10兆円とか。
このままいけば1,700円までは上昇するかも。
もう少し様子を見てみよう。
IPO作戦(上場高値で売り抜ける)は失敗
だったが、時間をかけて取り戻した感じかな。
取らぬ狸の皮算用に終わらないことを祈りたい。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.24(Thu)
何か月かに一度、不定期に10数人で
同窓会を開いている。
前回は7月だったろうか。
そのとき参加できなかった東京在住者が
帰省するので一杯飲まないかと
グループラインにお誘い。
さっそく独身者が賛同し、開催に相成った。
私たち夫婦も参加する連絡をした。
同窓会開催日が近づくと、孫の世話で
私たち夫婦は疲労困憊。
参加を見送ろうかと思ったが、夕飯の
準備もしなくて良いからと、参加した。
集まったのは7人。
旦那さんがコロナになったとか、孫の世話
があって参加できないといった理由で
不参加者が普段より多い。
「餃子の李」という餃子の名店でタップリ
餃子を味わった。
中国現地の路地裏にあるような雰囲気の店。
オシャレには程遠いが、まあ安上がりの
プチ同窓会を楽しんだ。
その一人が学年の幹事で、卒業50周年の
学年同窓会を今年度中に開きたいというが、
自身は高齢両親のお世話でそれどころでは
なさそう。
わたしも手伝うよと言ったら、
目を輝かせていた。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.23(Wed)
10日間の暑い夏を過ごして、
愛知県の孫たちは帰っていった。
正直、ホッとした。
でも心にぽっかり穴が開いたような
虚しさが残る。
あまり会えないのだから、滞在中もっと
愛知県の孫たちとの接触を増やすべき
だったなあと反省する。
一番小さな1歳10か月の三女が愛らしくて
可愛がったが、3番目の男の子(年長)は
女の子3人のなかで肩身の狭い思いを
しているはずだから、もっと話しを
聞いてあげれば良かった。
次女(小2)が小さな頃に、私は彼女を
ブランコから落として顎に怪我をさせてしまった。
話し好きだけど、ほかの姉妹に押されて
目立たない。
ときどきジイジのところに来て小さな声で
話しかけてくれる。
もっと、私から話を聞いてあげれば良かった。
長女(小4)は年長者としていろいろお母さんの
手伝いをしている。
この子も気苦労しているかもしれない。
近所に住む長女の3兄弟が騒ぎに来て、
愛知県の孫たちと落ち着いて話す機会もなかった。
でも、子供たちはその方が楽しいし、喜んでいる。
空港でみんな楽しそうに、そして淋しそうに
別れを惜しんでいたから従兄弟姉妹(いとこ)寄りが、
ジジババが話をするよりずっと良かったと思いたい。
孫が帰ってから2日間、夏バテもあって
私たち夫婦はふぬけのように過ごした。
昼は何時間か昼寝。昼寝をしても夜は熟睡。
どんだけ疲れが蓄積してたんだろうっていうくらい
身体を休めた。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ
2023.08.22(Tue)
井上荒野 2021年
老夫婦(夫72、妻69)がたまたま知り合った
無職の若者(26歳)を家政婦として雇う。
私からしたらこんな無防備な夫婦はあり得ないが、
その夫婦の物語。
見知らぬ他人に馴れ馴れしく話しかけてしまった自分。
老人になる瞬間というものがあるとすれば、
それがさっきだったような気がしたp13
◉私も病院で他のひとに声をかけたことがある。
つくづく自分が爺さんになったなあと思った瞬間だ。
「もう無理することはないわよ」と呟いた。
「まだ無理することはないわよ」ならわかる。
◉骨折して療養中の夫が久しぶりに妻との夫婦生活を
試みたが上手くいかなかった。
その夫に妻発した言葉だ。
「もう」と「まだ」、同じ二文字だがぜんぜん違う
意味合い。
「もう」は寄る年波には勝てないということか。
あの日橋の上で昌平(主人公の夫の名前)を殴りたい
ような気持ちになったのは、彼が年寄りだからだ。
「何のために生きているんだろうな、あいつら」p130
◉老夫婦に雇われた若者の言葉だ。
こんな風に考える若者がいると思うと背筋が凍る。
これは小説だが、こんな若者も実際にいるかもしれない。
腹がでかい女って、けっこうそそるなp200
◉若者のゴロツキ友人の言葉だ。
若者の趣味嗜好はいろいろあろうが、気持ち悪い。
妻の私がいるのに、あんなもの(夫は妻に無断で
いやらしいDVDを借りてきた)が必要なのかp204
◉妻との夫婦生活が上手くいかないから、
あんなものが必要なのではないか。
この奥さん、男の生理が分かっていないのではないか。
井上荒野さんのこの著書で新境地を拓き織田作之助を
受賞しているという。
「夫婦善哉」の作者らしいが織田作之助って私は
知らないし、その人の名を冠した賞があるのも
知らなかった。
妻は私が読んだ本を読みたがるが、この本は勧めない。
大丈夫、きっとなんとかなる
今日もいい日だった
お陰さまで
ありがとう
ルンルン
ワッハッハ